AXF レビューと卓球における効果の考察

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卓球

巷のスポーツ業界で、じわじわと話題になっているAXFを購入してみました。

高級感のある箱です。

箱の裏面にもプリントがあり、品物の割にパッケージが凝っています。

赤系の色が好きなので、ワールドラバーマーケットで取り扱っていたオレンジを選びました。

ロゴの部分は合皮の薄いもののような感じで、重量感はなく、つけていてもぶつかったり引っかかったりすることはありません。

伸縮性のあるゴム製で、男性用のネックレスよりも少し短いかなぁというくらい、首に巻くか、髪留めとして頭に巻くかかなぁ、腕が太かったり細かったりの人は二重や三重にして腕につけられそうですが、私の場合は二重ではブカブカで三重では少しきついかなぁという感じだったので、首に巻くことにしました。

とりあえずWRMさんの動画でもやっていた柔軟性が一番わかりやすいかなと思い、装着前に長座体前屈しました。

体の硬い私、指先は足首の踝のあたりまでしか行きませんでした。一度伸ばすと人間の体は柔らかくなってしまうので、1時間置いてからAXFをつけてもう一度長座体前屈、すると

指先がつまさきに届きました。

明らかに装着後一瞬で柔軟性が高くなりました。

装着した後の違和感はなく、逆に何かが効いているなという感じもありません。

ここからは効果には個人差があると思いますので、参考程度に聞いてください。

AXFをつけた後、通っている整骨院に行きました。左膝は高校生の頃にケガをし、そこからひざ下にサポーターを巻かないと卓球ができません。さらに5年前に車で停車中にオカマを掘られて首を負傷、最近では肩腰背中の治療も入っています。

とにかく体ボロボロの私、整骨院の先生は体を触っただけで、どんな無理をしたか、どんな生活をしていたかを大体当ててしまう超凄腕です。

いつもであれば、肩や肩甲骨周りの筋肉が硬いというのと、腰のハリを指摘されるのですが、今日は筋肉がいつもより柔らかいそうで、AXFのことは伝えませんでしたが、何かしらの効果があること、それが筋肉に作用していることはありそうです。

柔軟性のアップと、肩周りの筋肉がほぐれて可動域が増すということは、よりコンパクトなスイングで力強いボールを打つことができます。

卓球の力の入れ方は、力を入れている状態を継続するのではなく、一瞬でフルスピードまで加速させ、その惰性でスイングする必要があります。

これはボールとラケットの重さの差に関係します。

2g程度のボールを200gのラケットで打つ、その差100倍です。同じラケット競技のテニスの場合、60g程度のボールを300gのラケットで打ちます。この差は5倍ですね。

卓球の場合は圧倒的にボールが軽すぎるので、力任せにフラットに打ち込むとボールは収まりません。そこで回転と動力を一緒に伝えて、テーブルにボールを落とすのです。

回転を伝える時に必要なのは、インパクト時のスイングスピードの速さと、ボールを捉える腕の筋肉の柔らかさ、柔軟性が大切です。

筋肉が固ければ、ボールタッチが荒くなり、繊細なボールタッチにはしなやかな筋肉が必要です。そのため、AXFにより、筋肉の柔らかさが維持されるのであれば、フォアバックにおけるストロークから、台上プレー、さらに相手の力を吸収するブロックにもやりやすさが出てきます。

力が入りすぎてボールをうまくさわれない子に、首からかけてみて実験していこうかとも考えています。タッチが繊細になれば卓球は必ずうまくなります。

体幹を支える部分と、その周りの動きを出す両方の筋肉に影響して、相乗効果を生み出すAXF。卓球のみならず、多くのスポーツ科学を覆しそうです。

今後も体の変化が出てきたらそのつどレビューしていきます。


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