不妊治療

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子供の否定と自己否定

子育て経験のない私が書くのもどうかとは思いますが、最近気になることがあったので、書いていきます。 私たち夫婦には戸籍上の子供はいません。命の宿った、日本の法制度上、形には残りませんが、自分たちの子供として、形を持って現世に生まれてきてくれた...
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産まないのか、産めないのかは大きな違い

連日のように報道されている麻生財務大臣の発言。あまり政治問題に言及したくはないけれど、新聞TVの報道はどこかずれている気がするので、せっかくの情報発信の場所なので書いておきます。 「いかにも年寄りが悪いと言っている変なのがいっぱいいるけど、...
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遺伝子検査と染色体異常

ちょっと禍々しい題名になってしまいました。私たち夫婦は、2年間にわたり、3回の顕微授精卵の移植を行っています。最初は着床せず、2回目は20週で死産を決断(胎児の首周りに水腫があり、生命維持が困難となったため)、3回目は着床したものの胎芽が出...
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死産後の子供の供養

昨年の8月に、はじめての子供を死産しました。 死産と流産の大きな違いは、火葬埋葬許可証が役所から発行されるか否かにあります。一つの命であることに変わりはありませんし、どちらも家族です。ですが、死産となると、火葬を行い、小さいながらも遺骨を拾...
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出産後にも困難が山ほど

長男の出産を終え、諸手続きから火葬を終えて、とりあえず納骨はゆっくり考えてと思っていたところ、産後検診で新たな困難が出てきました。 突然の出血と新たな問題 産後休暇を妻が過ごして1週間、突如大量出血 止まらない出血ではなかったものの、その量...
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死産から学んだもの

妻が入院して2日目の夕方、先生の診察を受け終わり告げられたのが「明日には陣痛促進剤を入れましょう。子宮口は順調に広がっています」というものでした。ついに来たかと思う半面、やっと大一番に来られたという安心感もありました。 人生で一番長く感じた...
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究極の選択、そして決断

妊娠22週を迎える前の最終診察日、22週までは、あと5日です。 人生最大の決断は苦しいものになるのでしょう 前日、夜仕事から帰ってきて、夕食もそこそこに話し合いをしました。 そこでの二人の気持ちは「ここで終わりにしよう」というものでした。苦...
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妊娠20週経過、嚢胞は、子供は

胎児の首に嚢胞が見つかって1ヶ月以上が経過、嚢胞は日に日に大きくなるばかりですし、嚢胞の大きさと引き換えに、羊水がどんどん少なくなっていきました。 羊水が無くなる? 羊水は胎児の循環によって成り立っていることを初めて知りました。胎児が飲み込...
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嚢胞の経過観察

前回の妊婦健診で、後頚部に嚢胞が見つかって毎日が不安で押しつぶされそうな状態でした。 何度も何度も、嘘だ、夢だと考えますが、もはや現実でしかありません。 困ったときの神頼み、神様仏様とはよく言ったものです。しっかりとお寺と神社には行きました...
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妊婦検診で希望が絶望に変わる

晴れて妊娠することができ、選んだ総合病院での初めての妊婦健診。母子手帳も発行してもらい、私も付き添って行きました。 初めての妊婦検診と、つわりの日々 総合病院の産婦人科は、本当に様々な人がいます。妊婦さんから婦人病の方まで様々です。 検診を...
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