出産後にも困難が山ほど

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不妊治療

長男の出産を終え、諸手続きから火葬を終えて、とりあえず納骨はゆっくり考えてと思っていたところ、産後検診で新たな困難が出てきました。

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突然の出血と新たな問題

産後休暇を妻が過ごして1週間、突如大量出血
止まらない出血ではなかったものの、その量が尋常ではなくすぐに病院へ
子宮内をエコー検査したところ、胎盤ポリープが見つかりました。

通常、出産後に後産として胎盤が剥がれ体外に出されますが、キレイに胎盤が剥がれず子宮内に残った状態になっていました。その残った胎盤組織に対して血液供給が行われ、血溜まりができた状態です。出血はその血溜まりが破裂したことで発生したようです。

原因としてはよくわかっていませんが、体外受精を行い、受精卵を子宮内に戻す際に、どうしても子宮の壁に深く差し込み着床させるので、不妊治療を行って移植を行った場合には、このような状態になることが多いと担当医から言われました。

とりあえず、経過観察ですが、また血溜まりができて破裂した場合には大量出血があり得るということで、緊張状態が続きました。

産後の生理が来た際に、一緒に残った胎盤が排出されるということなので、とりあえずは産後1回目の生理を待つことに。

待つことしかできないつらさ

緊張状態のまま1ヶ月ほど、初回の生理がきました。その後に受診。

しかしながら、完全には排出されず、若干組織が残った状態で血流も確認できました。良化はしているものの、まだ不安は完全に払拭されたわけではありませんでした。

子供を失ったショックから立ち直る前に立て続けのパンチは、妻の精神を蝕み、適応障害を発症します。

胎盤ポリープは産後2ヶ月で完全になくなり、ホッと胸をなでおろしたものの、悪化すれば命の危険もあった状態は、私達夫婦の余裕をほとんど無くしてしまいました。出血が止まらなければ手術も有りうると言われていた状態だったので、何事もなく完治したのはありがたいことですが。いつも大量出血の不安と戦い続けた妻は相当なダメージを負ったでしょう。

ここから我々夫婦は、妻の適応障害+うつ病と戦っていくことになります。私はもちろん仕事をしながら、妻の看病という状態です。訳あって妻の実家には相談できず、というか関係性が良くないので頼りにすることができない状態でした。私の実家には話はできますが、妻にとっては他人の家なので、療養する場所にはなりません。自宅が一番ということで、一定期間私は定時で仕事を上がり、肉体的疲労と精神的疲労を蓄積しながらの日々です。何度も何度も壁に当たり、もう乗り越える力も残っていないほど打ちのめされた我々夫婦は、日々一日を平穏無事に暮らすだけでいっぱいいっぱいの状態でした。

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