不妊治療 病院の選び方から男性不妊に至るまで

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不妊治療

私達夫婦は、入籍して3年になります。結婚を決めてからは、もう4年近くです。二人とも子供が好きで、特に私の子供好きを妻は喜んでくれて、早い段階から妊娠を望んでいました。基礎体温を計り、排卵検査薬を使い、幾度も幾度もトライしましたが、なかな授かることはできず、悩んでおりました。

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婦人科よりも専門医に早く行きましょう

妻は自分の生理周期がアンバランスなのを原因と考え、近所の婦人科を受診しました。半年ほど通院して、卵胞の状態や、排卵について診察を受け、タイミングを見てトライするものの、全く妊娠の気配はありません。

結果が出なかったのと、通っていた婦人科が、不妊治療というよりは産婦人科がメインだったこともあり、不妊治療専門の病院の門をたたくことにしました。

不妊治療専門病院、病院名に「アート」とついていることが多いです。「アート」の意味は

Assisted

Reproductive

Technology

直訳すると「生殖補助技術」、まぁ平たく言うと不妊治療なわけですね。この英単語の頭文字を取り「ART(アート)」となります

私達が決めた病院はオリエンテーション参加が必須の病院でした。これ結構重要です。

不妊治療と銘打ってある病院は多くありますが、婦人科を併設していたり、産科を併設していたりします。その場合、不妊に関係ない患者さん、すなわち妊婦さんや婦人病の患者さんも入ってきて、非常にセンシティブな不妊の分野に深く入り込んでくれないケースが多くあります。

病院を選ぶ際には、不妊治療しかやっていないところというのが一つのキーワードです。

また、オリエンテーションの開催の有無についてですが、同じ悩みを持った人が同じベクトルで同じ目標に向かって進んでいくことの再確認です。もちろん他の参加者の方と交流を持ったりすることはありませんが、待合室にいるときに、

「みんな同じ悩みをもってるんだな」

と思うことは、大切なことですし、病院に対しての気後れが少なくなります。一度行ってみると、こんなにも同じ悩みを抱えた人が多いんだと感じることでしょう。

治療方針決定までのプロセスは以下の通りです。

オリエンテーション→夫・妻双方へのID配布→現在の状況の聞き取り→妻の検査→検査結果を含めた治療方針の決定

だいたいこんな流れで治療が始まります。

専門検査でわかることがたくさんある

私達の場合、妻の検査をしましたが、多嚢胞性卵胞という卵子が多く、小さいものが多いということ以外、妻に問題はなく、卵子もしっかり育ち、排卵も行われているというものでした。

そうなると、疑われるのは?

そう、私です。

ここで初めて男性不妊という言葉を耳にしました。

私は医療分野については、ズブの素人です。妻は医療従事者なのでかなりの知識を持っていますが、私にとって初耳の言葉でした。それまで私は、

「妊娠は女性がするもの、だから女性の治療だよね」

と思っていましたがこれが大きな間違いでした。世の中の男性の皆様、この記事を見ていただいている伴侶を持つ女性の皆様、夫の側に問題ありのケース結構あります。

男性不妊を疑われて

男性不妊検査の第一歩、それは

「精液検査」

私は、茶色の紙袋と小さなプリンカップほどのプラスチックの蓋付き容器を渡されて、丸3日の禁欲を命じられます。

3日後の朝、一人部屋にこもり自家発電をして、精子をカップに出し、タオルで保温しながら1時間以内に病院に持っていきます。

検査結果が出る1週間後、結果を聞きに行くと言われた言葉は

「精子がありません、ここ見てもらうとわかるけど0ってあるよね」

精子がゼロ?カップには液体をきちんと入れていったはず。なのにゼロ?

意味がわからず、いろいろ聞いてみました。

きちんと採取できなかった可能性もあるので、ということで再度1週間の禁欲をして、精子を採取し提出。

しかし

精子はゼロでした。

ここから、私達夫婦の男性不妊による不妊治療がはじまります。

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