精索静脈瘤手術へ

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不妊治療

さて、前回、男性不妊が発覚し、検査の末、精索静脈瘤が見つかりました。医師の診察では左右両方に静脈瘤がありますが、重度の左側に対して処置をすることにしました。手術方法は低位結紮術(顕微手術)です。

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精索静脈瘤低位結紮術

この方法は足の付根より1cmほど内側の部分にメスを入れて、腎臓と精巣をつなぐ静脈一本一本にクリップ結紮を行う方法です。顕微鏡で血管を確認し、クリップ結紮を行うため、執刀する医師の腕が非常に重要です。また、すべての血管を結紮する必要があるため、作業が細かいお医者さんや、神経質なお医者さんのほうが向いていると思います。
直接血管を精巣に近い位置で結紮するため、効果が出やすいと言われています。

手術前日、特に変わったことはありません。お酒類の禁止や一部薬の服用制限はありますが至って普通の生活です。

手術は血管の数だけ、予定時刻に終わらないことも

手術当日、私は13時からの手術予定でしたので、その2時間前の11時頃に病院に入りました。当日の健康状態のチェックなどを済ませ、手術の説明、準備などで時間は経過します。

手術が始まると、おおよそ2時間から3時間の間に終わります。私の場合は、血管同士の癒着があったり、一般的に通っている血管の数の2倍ほどの本数があり、手術は3時間を超えました。その際でも担当の先生は、しっかりとすべての血管を結紮してくれました。

手術中の問題は、

「はじめの麻酔の激痛」

「顕微手術のため、一度体位を決めたら動けない」

というくらいです。
とりあえず、足の付根に刺される麻酔は痛いです。それと私は手術が長時間に及び、麻酔コントロールに一度失敗して、電気メスが入ったときに麻酔が切れかかり、「ドン」と体に衝撃が走りました。そんなことは普通ないと思いますがね。

手術をしているところは、全く見えず、聞こえる音は電気メスが皮膚に当たったときの「ジュッ」という音と、肉の焼ける匂いがあるくらいです。

局部麻酔のため意識はずーっとありますよ。

手術後、麻酔が切れるまで1時間ほど休み、その間に軽食をとれます。おにぎりを食べました。

術後はそのまま帰れるものの

問題はその後です。

我が家は妻がペーパードライバーのため、クルマの運転ができるのは私だけです。
当日は麻酔を使うため、私の運転は不可
病院への行きは地下鉄、帰りはタクシーでした。

病院からタクシーを捕まえられる大通りまで100mほどなのですが、激痛で歩けない。
痛み止めは飲んでますが、めちゃくちゃ痛いです。

体を少しでも動かせば激痛、歩くのはもちろん寝るのも辛い。当日は痛すぎて眠れませんでした。
翌日は、大事をとって休みをとっていたので家で休養、手術から1日空けて仕事に復帰しました。
でも仕事中も痛かったですよ。立ったり座ったりの仕事なので、その動作もそうですし、歩くのも一苦労です。

痛みはだいたい1週間ほどで引きました。

精索静脈瘤結紮術の効果は、3ヶ月後に発揮されるので、手術から3ヶ月間は不妊治療はお休みです。

次は、男性不妊最大のイベント

「TESE」(テセ)です。

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