バタフライ スピンアート レビュー

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ラバー

スピンアートが気になって使ってみたのでレビューします。

まずは商品説明を

バタフライの粘着ラバーであり、テナジーシリーズにも使われている「スプリングスポンジ」を搭載した弾む粘着ラバーです。

特厚、厚、中の3種類の厚さが展開されており、この種のラバーで中が展開されているのは珍しいです。

果たして弾みが勝るのか、粘着が勝るのか、相反する性能のどこに中庸があるのかを探ります。

ラケット タイニーダンサー 均等7枚合板木材のみ

こちらのバックに貼って試してみます。

粘着の質感はほとんど感じることなく、微微微粘着くらい。ボールがくっついて持ち上がるなんてことはなく、ラバーフィルムが辛うじてくっつくかなぁくらい。

カット後の体感重量は少し重めですが、ほかの粘着ラバーと比べれば軽めです。翔龍といい勝負でしょう。キョウヒョウシリーズよりはかなり軽めです。

ロングボールに対する打感は、ほとんどテンションラバーと同じで、少し弾みが抑えられてるかなぁ程度、粘着ラバーとして括れば、かなり弾むラバーです。

シート自体は中国製で硬いものの、スプリングスポンジがいい弾力の柔らかさなので、球持ちはいいです。長めのスイングストロークでボールを持ってあげることができますし、早めの打球点でパチンと打つときにはシートだけで飛び出して行き、非常に初速の速いラバーです。

打ってる感じは粘着と言われなければ違和感がないくらい、自然に飛び出して、ボールが落ち着きます。湿度が上がってくると、粘着特有のスリッピーな状態になり、やっぱり粘着ラバーなんだなと考えさせられます。

ドライブも重く、速く飛んでいくので、一撃で抜けていくすごいボールが出て行きます。ただし、ラケットのフェイスを少し開き気味にして、ぶつけていかないと威力は出ません。スイングスピードの2倍比例でボールの質が決まります。躊躇していれにいくボールは棒球になり、相手へのチャンスボールになるので、どんなボールでも振ることが必要です。スイングは前へしっかり、強めに。これを前陣で守れれば、バックのラバーとしては優秀です。

ブロックはたまにナックルが出て、相手にとっては取りにくそう。一方で、自分はあまり回転の影響を受けないラバーなのでブロックは楽です。

他の粘着と同じように、フラットにぶつける、インパクトが強く取れれば取れるほど、テナジーを超えていくボールが出て行きますが、小手先でどうにかしようとすると、チャンスボールのオンパレードです。ある程度高を括るイメージで、バック待ちしながら早めに振っていく必要があるでしょう。

粘着ラバーの中では個性的というよりはオーソドックスで使いやすい、ただし、振れないレベルでは使いこなすのは無理です。普通のテンションの方がよほど質の高いボールが出ます。

ラケットが100g超、もう反面が30gくらいのラバーなので、50g前後ありますね。厚でこの重さなので、私は中を使おうと思います。

一軍ラケットのバックラバーに採用です。20年以上卓球をやってきてバタフライラバーを使うのは初めての体験。技術力は高く、いいラバーです。

男子はともかく女子選手でバックに使えるのはリュウシブンくらいでしょう。ブロックメインで振り回すならもっといい粘着ラバーがあります。

攻撃することがスピンアートの最大のいい使い方ですので、しっかり強く、打ち込みましょう。

私も粒高、表の修行は終わりました。またフォア表バック裏に戻ります。大きく違うのは、剛力ではなくタイニーダンサーを使うこと。粒専用と謳われたラケットが表のと裏の攻撃的な布陣でどう出るのか、注目です。


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