パラディンブルー レビュー

※アフィリエイト広告を利用しています

ラバー

ワールドラバーマーケットの新商品「パラディンブルー」が届きましたのでレビューしていきます。

スポンサーリンク

WRMの新時代粘着

SWORDのパラディンのシートに、52度のブルースポンジを搭載したワールドラバーマーケット特注の一枚です。透明パッケージに包まれて、中もラバーシート面とスポンジ面にビニールシートが貼ってあります。仕上がりは綺麗な方だと思います。銀河のラバーの方が品質には安定感がありますが、WRM特注だとSWORDもしっかり感が増えます。

最近、キンブルやmazeなどでも赤シートが出てきてますが、まだまだ黒が多い中国粘着市場で、パラディンブルーは赤×黒完備は素晴らしい。異質ユーザーには、色の違いが粒の質の違いに直結するので、反対側の色が決まってしまうのです。フォアのアタック8は絶対黒なので、反対側の裏ソフトは赤、粘着使いたいけど、赤がないなんてこともしばしばありました。

今回のパラディンブルーは2.2mm 52度のブルースポンジを赤×黒両方に搭載できてるので、性能差を感じることなく、パラディンブルーを赤でも最高に体感できる仕様ですね。

シートは微粘着でゴムは柔らかめ、スポンジは52度の割には少し柔らかく感じる、でもコシのあるシートです。

純木材の7枚合板に貼ってみた

ぐっちぃさん、xiaさんはインナー系の特殊素材のラケットの方がいいとは言っていたものの、私はフォアアタック8の兼ね合いで、インナーアウターともに、特殊素材は使わない、というか使えないので、おすすめに反して7枚合板でいきます。

愛するタイニーダンサーが手術中なので、現在代役を務めている「丹羽孝希ウッド」に貼っていきます。

ラケット 丹羽孝希ウッド

フォア アタック8スーパーアイバージョン43度m粒 中

バック パラディンブルー

このセットアップです。タイニーダンサーが入院から出てきたら即刻タイニーダンサーに貼り付けます。もう追加で3枚注文入れておきました。

重さは

上がパラディンブルー、下がv15エキストラ2.0を貼った状態です。ほとんど同じ、極めて重いというラバーではない。ドイツ製テンションを使えるなら、重量的には問題なし。

衝撃の弾きの良さと球持ち、自在性が高いトップシートは、万能

打感はv15エキストラ、スピンアート、太陽、アポロ、キョウヒョウPRO3あたりと比べていきます。

他の粘着よりも軽いのがパラディンブルー、スピンアートよりも軽量です。硬さは硬度計で測ると55HCで、硬めのテンションのv15エキストラと同じ、スピンアートよりも少し柔らかく、アポロなどは60HCを超えるので、粘着の中では使いやすい部類です。

シートの粘着も弱めで球離れはそこまで遅くない。ふつうにドイツ系テンションを打っているのと変わりません。バックでも全然使えます。

打った瞬間感じるのは、手に響かない打感と、勝手に上に上がり放物線を作るボールの飛び出しが特徴的です。ブロックは安定感があり、ミスする気がしません。ハーフボレーでは少し回転を加えていくと、ギュンギュン伸びていきます。

私の好きなパッチンバックハンドは、始め弧線を作ろうとボールが上に出ようとしますが、ネットを超えたあたりで、直線弾道になり突き刺さります。回転をかけなければ粘着特有のナックル系のブロックやスマッシュも打てる。

バックドライブは回転量多めでいくとオーバーしそうになるので、ほどほどにして、前に振ってあげると、とんでもない低いドライブが出ます。スピードもあり、前陣でコンパクトスイングでも、破壊力高いです。

似た感じではバタフライのスピンアートですが、スピンアートよりもシートで飛んでいく力が強く、手に響く前にボールは離れていきます。スピンアートだとスプリングスポンジで持つまでに時間があり、スポンジで飛ばすので、回転の威力はありますが、刺さっていくボールが出ない。

前陣速攻で使うなら間違いなくパラディンブルーです。ちょいがけバックからのフォア速攻がやりやすい。

ツッツキうちやカウンターも相手の回転を受けにくく、自分のスイングができればオートマチックに入ります。相手の球が速ければ速いほど、カウンターの威力は増して、得点源になる。

ミスする気がしないので、左右への振り回しもやりやすく、コースをきっちり狙っていけます。

一つ問題点はヒヨッた時にボールが死ぬこと。とりあえず当てるだけ、弱腰ドライブは相手へのチャンスになり打ち込まれます。

台上でも自信を持ってチキータ、ミユータしていこう

フリック、チキータ、ミユータは抜群にやりやすいですし、引きのスイングがなければ、台上でもバックドライブができます。それほどトップシートの捕まえる力が強く、落ちない。

逆に問題は、弱腰のツッツキです。しっかり面を出して薄めに切った場合は相手コートにハーフロングで飛んでいくのでいいのですが、敢えて伸ばそうと、ヘッドを回して打ちに行くと、ツッツキが浮くかオーバーです。当てるだけの合わせツッツキも、ポワンと浮いてしまうので、ツッツキの技量はしっかり持っていないと、狙われます。私は20年、バックツッツキで生きてきたので問題なし。切れるしコントロールもしやすいです。コツはラケット面を変化させないこと、素直に薄く切る、これだけです。

まとめ

久々のバック粘着に使えるヒットラバー。一軍入り決定です。早く入院中のタイニーダンサーに貼りたい。

インナー系のほうが弾みは強くなるので、中陣選手でも使えます。あまり打ち方にこだわると言うよりは、当たる瞬間の面をしっかり維持することが大切。振り方は癖はなく、粘着らしからぬスピードボールが飛んでいきます。

サービスもしやすく、上系の回転が強く出せます。ヒヨッたサーブが浮くので、そこは神経使いましょう。

スピンアートを抜いて堂々の1位、レギュラーラバー決定です硬めの7枚なら、問題なくパラディンブルーの良さが出ます。こいつはいいラバー。追加で赤3枚買っちゃった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました