先日、現物を初めて見た剛力ジュニアにラバーを貼ったラケットを打つ機会を頂いたので、本家剛力との違いや、大人も使えるのか、検証していきます。
剛力と剛力ジュニアの違い
剛力は、ニッタクの誇る超特殊ラケットということは、このブログをご覧の皆さんはご存知ですよね。
知らなかったという人はニッタク 剛力 使用レビューをご覧ください。
さて剛力とジュニアのスペックチェックです。
剛力 ブレード160×154 グリップ100×24 100g 板厚4.9mm
剛力ジュニア ブレード150×154 グリップ95×23 97g 板厚4.9mm
剛力ジュニアのスペックで注目すべきは横に広いラケットブレードとサイズダウンの値です。剛力と比べて、ブレードの縦のサイズが10mm小さくなっているのに対して、横は変わりません。ブレードの縦より横が長いラケットはかなり珍しいです。
グリップも5mm短くなっており、全体でラケットの長さは15mmも短くなっています。
見た目だけで言えば中国式ペンと言われても自然な形で、シェークハンドラケットとしては、かなり短いです。この短さがどのような影響を与えるのか楽しみです。
手のひら感覚で使えるラケット
ラバーを貼った状態で持ってみると、あまり重さを感じません。貼ってあったラバーはファスタークG1とピンプルミニの一枚ラバーです。ブレード面積が小さくなっているのもありますが、それでもラケット単体で97gあるラケットだとは思えません。
長さを15mm短くすることで、重心の位置が、かなりグリップ寄りになっており、ヘッドの重さを感じにくくなっています。子供でも振りやすい重心設計となっているのが頷けます。
グリップは、中ペンよりもちょっとだけ長いかなと感じる程度、十分な長さとは感じません。男性でも手のひらは小さい方の私ですが、グリップエンドまでギリギリのサイズ感です。平均的な男性の手では、しっかり持つことは難しいと思いますが、女性であれば、問題なく持てるかなという感じです。
さて、打ってみましょう。
バック裏ソフトから打ってみました。バックで使う限りはラケットの短さは気にならないです。コツコツという硬い打感はオリジナルの剛力のものがそのまま残っており、ウォルナットの4.9mm7枚均等合板は健在です。
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