アタック8(アタックエイト)徹底分析

卓球

アームストロング社の看板商品、アタック8、商品種類が多く、選び方に苦労されるともいます。
使ってみたくても、周囲に使っている人もいない、という方に、私なりのレビューですが書いていきたいと思います。

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これほど種類のあるラバーは他にない

私の戦型、使用用具は以下の通り

シェークフォア表バック裏 異質攻撃型
ラケット:剛力
バックラバー:ファスタークG1 中

フォア表の方にアタック8を貼っていました。使用したのはこちら

左から
アタック8 EXX PZC SP(M粒のみ)厚さ中
アタック8 48° M粒 厚さ中
アタック8 53° M粒 厚さ中

フォア面でのロング、スマッシュ、ブロック、台上処理、ドライブ、反転してバックでのブロックと台上処理について使用感をまとめます。
写真には載っていませんが、
アタック8 40°(ノーマル) M粒 厚さ 中・厚
アタック8 43°スーパーアイバージョン M粒 厚さ 厚
こちらも使ったことがあります。

攻撃に使うにはかなり難しいラバー

まず、アタック8を使うにあたって、変化系表ソフトと通常の表ソフトのいいとこ取りという感覚で使用されることはおすすめしません。感覚としては変化系表ソフトよりも少しだけ攻撃しやすくしたいな、変化を残しつつという使い方がベストです。攻撃力を求めるとL粒の使用になりますが、L粒ではアタック8の良いところを使いきれません。L粒を使うなら通常の表ソフトを使ったほうがメリットは出ると思います。

まず、スポンジ硬度による違いですが、固くなればなるほどナックルボールは多く出ます。柔らかいと打ちやすいですが、ナックル効果は普通の表ソフトと同等です。

スポンジ硬度が25°のEXXPZCSPは、ほぼ普通の表ソフトです。アタック8らしさはなく、普通にボールが飛んでいき、嫌らしさはほぼありません。このラバーはラージ用と割り切ったほうが良いでしょう。硬式のプラボールでは、使用の意味はないですね。

硬度がかわると別物になる

アタック8の持ち味は「ナックルボール」「変化サーブに対するレシーブでの幻惑」が主です。

この持ち味を一番に発揮するのは「53°のM粒」です。
しかしながら、この53°は硬いです。アンチラバーを打ったことがある方は、その感覚に近いです。気にせずロングを打つと、球はネットへ吸い込まれます。本当にスポンジが入っているのか疑問を抱くレベルです。OX(一枚ラバー)の方が余程打ちやすいですね。本当に前陣で粒高のように使うのであれば使えなくはないですが、非常に難しいラバーです。

ラバー硬度を少し下げて48°にすると、ボールを掴む感覚が出てきます。男子の腕力があるタイプ、スイングスピードが早く、ラバーにボールを食い込ませることができる人なら、スマッシュもドライブも鬼のナックルが飛んでいきます。レシーブも回転の影響を受けること無く自在にフリックできます。男子選手の攻撃型には48°がおすすめです。

通常硬度の40°は、アタック8の入門編です。バック表の女子選手やペンのフォアに貼るにはこの硬度がベストです。程よくナックル、程よく攻撃しやすく、ブロックもナックルになる、アタック8はこの硬度以上にしないと意味はないと思います。

しかしながら40°でも普通の表ソフトに比べると格段に硬いです。スポンジと接触する面が平面の表ソフトではスポンジの硬さがもろに感じられるので、アタック8で攻撃をすることを目指す方は、ハードヒッターであることが条件です。表ソフトである以上、スポンジでボールを持って打つ必要があるからです。

攻撃的にプレーするのであれば、中や厚のスポンジを使い、スポンジ硬度はスーパーアイバージョン以上のものを使用するといいでしょう。特に、ナックルボール頼りではなく、スピードで打ち抜く場合には、テンション仕様の48度や53度にするとスピードは出やすくなります。ただし、テンションと言えど、球持ちは良くないので、打ちやすい粒高ラバーを使っているくらいの気持ちで始めないと、全く使いこなせません。

貼るだけで勝てるは本当だが、自分のミスも多くなる

貼るだけで勝てるようになるラバーですが、それも一定のレベルまでです。私も多くの大会で、シェークのバック面にアタックエイトを貼っている選手に当たっていますが、負けたことはありません。バックはプッシュかブロックかだけなので、アタックエイトの良さを引き出しているとは思えません。それほどまでに、使うには高いレベルが必要とされます。

使い勝手は良く、使用している人も少ないので相手に効くラバーであるアタック8ですが、使いこなすにはかなりの力と技量が必要です。面白いラバーであることは間違いないので、表ソフトや粒高ユーザーで、変化を求めるなら使ってみるのも良いでしょう。アタック8らしさを消さないためにも、厚さは中から初めてみてください。

 


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