ペンとシェークと裏と表

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卓球

3月も終盤になり、新入学の季節がやってきます。新しいことを始めようと思っている方の中で、卓球って言う選択はあるでしょうか。中学歳になって部活動で卓球を選ぶ子も増えているのではないでしょうか。

卓球の用具選びで迷うのは、ラケットをペンにするのかシェークにするのかですね。約20年前、中学校で卓球を始めた際に、私は父親に

「シェークハンドなんてハイカラすぎて格好つけてるように見えるからペンにしておけ!」

とよくわからない理由を突きつけられましたが、シェークで押し通しました。途中、ペン表ソフト中国式をかじったので、ペンでも打てますが、最初に選択したのがシェークでよかったなと思っています。

ここの選択は実際のところ何もわからない子供達がお店に行って、勧められるがままに決められてしまうところなのかなと考えてしまいます。

私の場合、肘の関節可動域が広いので、ペンでも十分やれただろうと言われていました。体つきや、関節可動域なども見ながら相談に乗る必要がありますね。

今ですとお店に行けば9割はシェークを勧められます。そして今ラバーは裏ソフト。だいたいはスワットにマークVかスレイバー、ちょっとランク上がってヴェガのアジアとかでしょうか。無難ですし、これから戦い方を考えていく中で、ベースになる技術を覚えるには必要な用具です。

ちなみに昨年の春から見ていた中学1年生は、はじめはみんなシェーク裏裏、大体がスワットにマークVでした。

一人が、マークVからxiomのヴェガシリーズに変えて、そこから、私の主観ですが、足が動いて体が小さい、回転をかけるよりも前で叩きたいと思ったので、フォア表ソフトに変えたら?と提案したところ、本人も乗り気で変更し上手くいっています。

もう一人は、裏裏のフォアパックは手首も体もグニャグニャで形にもならなかったのですか、あるとき、ブロックが好きなんですと言う言葉から、パック粒高の前陣攻守に切り替えました。すると、バックの粒は壁のように止まり、フォアで得点できる新しい形を作れました。

シェーク裏裏をやっている子も多いですが、前述の二人は体もそこまで大きくなかったので、何か個性が引き出せないかと思って、かけるよりも弾くことがうまかったので、迷わず異質として育てることにしました。

この決断が出るまで、入会から半年、このくらいまではみんなやることは一緒です。なのではじめのうちは、あまり弾みの大きくないラケット5000円くらいのものに、マークVやスレイバー、xiomの安いラバーを貼っておくのが無難です。スタンダードに始めるのが一番ですし、コーチのごとに、先読みしながら指導プランを作りますので。

女子なんかだと、パック表ソフトやバックの粒高のラバーもありますが、これも裏ソフトを経由してからです。

はじめの用具は、気にならなければ、TSPのスワットとマークVのセットで十分です。

どうしてもペンがいいと言う場合は、まずは合板のペンを選びましょう、3枚から5枚合板のペンを選ぶことで、破損の恐れが下がります。高級な用具には単板という割れやすいラケットがありますが、まだ必要はありません。ペンラケットも絶滅ではないですから大丈夫です。ただ指導者が少ないのは否めません。その辺りのハンデはあるかもしれません。

まずは裏ソフト、その後に表、粒などの冒険に出るといいでしょう。悩むことも多いけど、用具を選ぶのは楽しい時間だから、ゆっくり握ったり打ったりして、愛着のあるラケットを見つけて下さい。

コメント

  1.  椿 より:

    改めて思うのはまずはシェイク裏裏が一番スタンダードですね
    ペンは日本式、反転式、中国式と性能もバラバラで文化もバラバラですから
    日本式だとオールフォア卓球が日本では一番と考えられていますが中国式だと裏面使用が中国で良く見られる光景です
    反転式は飛ばないのが多くて名前通り反転前提のラケットですから凄く使い難いです
    そんな使い難いの最初から使うなって話しです
    シェイクだとフォアバックハンドしてドライブ一通り覚えたら形になりますから
    形になったらひたすら繰り返しドライブを打つだけで強くなれます

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