粒高ラバーの選び方

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卓球

シェークバック粒、ペン粒、カットマンと粒高を使う3つの形がありますが、粒高ラバーにも色々な種類があります。

なぜ粒を使うのか、どのような使い方をするのかによって粒高の選択肢が変わってくるので、一口に粒高と言っても何がいいのかわかりませんよね。特にニッチな粒高市場、コーチ陣や先輩などでも、本職として使っていなければ、粒高ラバーの種類などほとんど知りません。しかし、裏ソフトや表ソフトラバーと同様に、粒高ラバーも一定のユーザーが存在し、次々と新しいラバーが生まれています。

一昔前、20年前くらいは、粒高といえばフェイントロングかカールがメジャーで、大体がこの2種類でした。時々、ファントムが現れるくらいで、国内メーカーの粒高を押さえておけば、大体の傾向はわかりました。

しかし、今や海外からも多数のラバーが入ってきて、JTTAマーク無しでITTFマークのみというラバーを、試合会場でも多く見るようになりました。インターネットの普及とともに、卓球ショップに足を運ばなくてもネットで買える時代、ラバーの種類は多岐に渡ります。

国内製品を多く扱うネットショップがほとんどですが、中国ラバーや世界中のアンチ、粒高を多く扱うワールドラバーマーケットさんのようなお店もあり、粒高ユーザーとしては、多数の選択肢があり、より良いラバーに出会えるのは良いことです。

さて、粒高ラバーにも、表ソフト同様に縦目と横目がありますが、現在市場に出ている粒高ラバーのほとんどは横目のラバーで、縦目の粒高は極少数ですので、目の方向は気にしなくてもいいでしょう。

まずは粒の倒れやすさを決めるゴムの硬さです。最近では「打てる粒高」と銘打って、多くの攻撃もできる粒高が出てきていますが、相対的にゴムは硬めです。

硬いゴムの粒高は、粒が倒れてボールの回転を反転させる力が弱くなり、ドライブをブロックしても強い下回転は生まれず、ナックルブロックに近くなります。

ブロックを主戦場として戦おうとするなら、変化の大きい粒高でないと、相手を翻弄できません。この場合は柔らかいゴムのラバーを選ぶ必要があります。硬いゴムのラバーでは、ブロック自体も難しくなりますので、攻撃もするペン粒では少し硬めでもいいかもしれませんが、前陣攻守のシェーク バック粒では、粒の倒れやすいラバーの方がブロックしやすく、フォア面のラバーとのギャップも生まれます。

次にOXを選ぶのか、スポンジ付きを選ぶのかです。これは弾みと変化、攻撃のしやすさなど大きく変わってしまいます。

基本的にカットマンのような台から離れる粒高はスポンジを入れますし、フォアに粒高を貼ってドライブをかける強者もいますが、この方もスポンジありの粒高を使っています。

飛ばす技術が必要な時にスポンジありを使う傾向にあり、前に行けば行くほどOXの使用率が上がります。

シェークバック粒に限定して話をしますが、初めはOXでいいのかなと思います。相手の勢いのあるボールを前陣で止めるのは、結構大変です。木の打感を感じながら打てるOXが、シンプルで使い勝手はいいですね。止める技術が出来てきて、物足りなくなってきたら、スポンジを入れていくのもアリです。初めからスポンジを入れると、コントロールがつかなくなり、粒高の美味しさを感じる前に挫折するでしょう。

まずは、カール系〔PH以外〕やフェイント系のOXから始めてみるのがいいでしょう。そこから変化を取るのか、少し打っていくのかによって、ゴム質を変えていくといいと思います。

裏ソフトや表ソフト以上に特徴の出る粒高のラバー選びは難しいですが、個性があって楽しいですよ。さまざまな選手の形を参考にしながら、粒高ライフを送っていきましょう。


コメント

  1. つばき より:

    少し昔はカールかフェイントばかり使っていたんですがあんまり打力に感じ辛くて現在はリベリオン(スポンジ0.5mm)に行き着きました
    打力と守備力そして変化性ショートを駆使しての変化、此等を考慮してリベリオンに行き着きました
    リベリオンって使っている人極々少数派ですが恐らく使いこなせば武器になると考えています

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