前陣攻守でデカラケを使うデメリット

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卓球

週一練習で実力維持としていた以前の環境から、卓球を教えるようになり、ボールを打ち込む量が増えたことで、自分の感覚が研ぎ澄まされてきました。

38mmボールで中学3年間卓球をし、受験勉強中は休止、高校に入って40mmボール、大学では部活動ではなく、たまに母校のコーチとして卓球に触れて、社会人へ。22歳の新卒就職から転職までの丸3年は卓球に触れることなく、転職後に今の卓球ラウンジNOAで練習を再開。高校時代までのやりこみ方とは社会人になると練習の質も量も変わってしまって、いつのまにか用具で勝つ方法にシフトしていってました。

38mm時代はプリモラッツにフォア スペクトル、バック マークVでノングルーでした。ボールが40mmに変わり、ヤサカブランドで販売されていた頃のかなり旧式なクリッパーウッド WRBにフォア スペクトルスピード、バック マークV皮付に変えてフェアチャックを塗っていました。卓球人生の中でいくと、高校時代の用具がフィーリングとしてはドンピシャで、これを超えるものはまだ見つかっていません。

弾む接着剤が使えなくなり、本格的な卓球大会後には用具変更を余儀なくされます。

私の戦型としては前陣速攻と括られるのでしょうが、スマッシュと同様にブロックプレイも多く、粒高は貼らないものの硬めの裏ソフトとフォアの表でナックルブロックを使った前陣攻守をやっていたように思います。遮二無二打ちに行くよりも、止めて止めてカウンターが多かったです。なので硬めのラバーと取り回しのしやすいクリッパーウッド 、中でも板厚の薄かった時代のものが最高でした。適度に弾みますが、速いボールや力のあるボールを打つためのラケットではありません。このクリッパーウッド は、自分が新品で買ったわけではなく、私の前にも使っていた選手がいて、譲り受けたものになります。10年使い続けたクリッパーウッドを、私がさらに10年使った状態になっています。当然新品よりも弾みは悪く、朽ちたクリッパーウッドでしたが、これが最高のラケットでした。このラケットに近いラケットを探して迷走し、「剛力」「タイニーダンサー」と出会います。

剛力とタイニーダンサー、この2つのラケットの共通点はデカラケであることです。正直このブレードの大きさは未体験でした。

まずは剛力で試していく中で、総ウォルナットの硬いラケットが、フォア表のナックルを増長させることを発見し、フォア面にアタック8を貼るようになります。これが思いのほかよく、フォアにアタック8を貼って攻めていく形は、対戦相手も面食らっていました。アタック8を使うのは福原愛選手に代表されるシェークのバック側ですので、フォアで強振するアタック8の弾道や球質は、多くの人が未体験です。

剛力の問題点は弾みが弱いのと、薄すぎる合板により、しなりが大きくなりすぎて、フォアのミスが多くなりました。粒高めのアタック8では、しなりが大きくなればなるほど、粒の変形が不規則になり、強いボールを打ちにくくなってしまうのです。ブロックはいいのですが、強振が難しいラケットでした。

また、剛力の細いグリップで、このブレードサイズだと攻める気が無くなってしまうんですよ。でもね、高いレベルに行くと特に男子は攻めないと勝てない。

ここで出てきたのがタイニーダンサーでした。リンバウッドの均等7枚で打感は以前のクリッパーウッド にもっとも近い。特殊形状のグリップとエラによりしなりが抑えられて、フォア攻撃には最高のラケットでした。この時にはアタック8は48度のm粒からスーパーアイバージョン43度に変わります。

平たく楕円形のコニックグリップは賛否ありますが、中指、薬指、小指でラケットを支える4スタンス理論のB2には好都合なグリップでした。しっかり握れて、自然にフォアハンドグリップになるので、ドライブも角度打ちもやりやすい。昔のクリッパーウッドもコニックで使っていて、こいつも太いグリップが特徴でした。今も昔も太グリップが好きなんですね。

問題はバックの振り抜きが良くない。剛力の時にも思いましたが、異質前陣攻守用ラケットのバックは粒用ですから、裏ソフトを貼って振り切ることは、開発の想定に入っていないのです。当たり前ですね。

しかし私はバックに裏ソフトを貼ってパチパチと攻めていくスタイル。もうひと回りブレードサイズが小さくなれば、いいのかなとも考えました。バックを振り回すには丹羽孝希ウッドの形状がベストなんです。

出てきたのラケットを、ちょっと一覧にしましょうね

クリッパーウッド 158mm 150mm 6.0mm

丹羽孝希ウッド 157mm 150mm 6.5mm

タイニーダンサー 160mm 156mm 5.6mm

ブレードの縦横と板厚です。

想像の中での話ですが、タイニーダンサーをそのまま158mm 153mmくらいにできれば、前陣での切り替えがやりやすくなるはずなんです。

ということで、タイニーダンサーを一つ手術に出します。チャパリータさん、ちょっと改造しますね。悪く思わないでください。

もし、こんなサイズ感どうでしょう?と言ったご意見あれば、ツイッターでも、こちらのページでも、たくさんお寄せください。

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