剛力男子 レビュー

卓球

剛力シリーズの異端児、剛力男子使ってみました。

両面ファスタークG1です。

まずは標準の剛力に比べて、グリップが太い、そして板厚が厚いです。合板数は7枚ですが中芯の3枚が厚くて、持った感じも、剛力とは全然違います。

ファーストインプレッションは、かなり重い正統派7枚合板。これならカウンターや、引き合いなどをしても相手のボールに押されることはないでしょう。問題は振れるかどうかです。

弾みがとてもいいというわけではなく、中芯がしっかりとボールを持ってくれます。昔のコルベルや、標準のプリモラッツのような安心感がありますね。

攻撃特化のような説明ですが、カウンターブロックなども、重さでボールに押されない分やりやすさはあります。

肝心のドライブは、初速があまり速くありませんが、伸びが強いボールが出ます。ある程度詰まった状態の方が、押し出しがしっかりしているので、当たれば飛んでいく感じはあります。

コントロール性能も、今のインナー系、アウター系の特殊素材にくらべると安定していて、使いやすい。ただし、弾く系の技術は、ボールを持ちすぎて使いにくいかもしれません。パワードライブ主体にはいいラケットですが、スマッシュを使うのであれば、標準の剛力の方が、振り抜きがよく、弾きがやりやすいです。

問題は板厚。剛力が薄すぎることもありますが、いくらなんでも厚すぎます。両面特厚なんかを貼ったら、持ちにくいのは必至です。かなり手の大きい方は大丈夫ですが、私の手の大きさでは、分厚すぎて持ちにくいです。

ラケット振り出しの初動だけしっかりと作れればあとは勝手にラケットが加速していきます。この時、打球感に乏しいのが問題です。木材ラケットなのに木の感覚がないのは悲しい。

台上も大きなブレードと重さで、浮き気味のボールになります。少々薄めのラバーで、硬めのものが相性はいいかもしれません。テナジー05ハードや、中国ラバーもいいかもしれないです。重さの問題は解決しませんが。

あまりにも剛力のコンセプトからかけ離れたラケットで、異質から見たら、魅力は薄かったです。初代剛力が完成度高かったので、少し拍子抜け、売れてるのかなぁと心配になりますね。

打っていたなかではアバロックスの6枚合板に近い、芯で吸収するラケットのです。ラバーを選ぶラケットなので、万人ウケはしないでしょう。もしもパワーの限界などを感じ始めて、変わったものを探している方は試してみては。ただ、剛力からパワー不足で剛力男子に行くと、痛い目を見てしまいます。


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