犬よりも猫よりも文鳥

文鳥

何かペット飼ってる?

そんなことをよく聞かれます。他愛もない会話の一つかもしれませんね。出てくる動物は様々ですが、多くは犬か猫ですね。ペットショップを見ればわかりますが、犬猫を取り扱っていないショップはほとんどありませんが、小動物、鳥や爬虫類などは限られたお店にしかいません。用品やエサなどの取り扱い数も犬猫が圧倒的です。

なぜ、犬猫が人気なのか?昔から慣れ親しんだペットということもありますが、ペットを飼うにあたって、懐いてくれるというのは重要なファクターですね。知能指数が比較的高いと言われる犬猫は主従関係や家族関係が営みやすく、人気の要因ともなっています。

では、文鳥はどうなのか?

何飼ってるの?に対して「文鳥」と答えると、まぁ無反応か、鳥って、、、みたいな反応になります。それは文鳥に対する偏見であり、彼らの共存精神を甘く見ていますね。

他の鳥は飼ったことがないのでわかりませんが、文鳥は懐きます。とんでもなく懐きます。もしかすると、うちの文鳥パンチは、自分のことを文鳥だと思ってはいないかもしれません。人間と同じ目線です。

さし餌がまだ必要な時期にお迎えしました、はじめのうちは生きるためのエサをくれるヤツというくらいの認識でしょう。超警戒してますし、まだまだ懐くなんて夢のまた夢のようでした。

数週間経つと、とりあえず一緒に生きている生物という認識にはなるようで、ご飯をもらえるときには寄ってきます。でも触らせてはくれません。言うこともききません。

数ヶ月、大人の羽根に生え変わる頃になると、個体の認識を始めます。同時に新しく見るものへの学習をし出して、この頃の記憶は大人になっても残り続けます。

我が家には、私とカミさんの二人ですが、パンチはしっかりと二人を認識して区別しています。また、自分の名前を認識して呼ばれれば応えるようになってきますね。

大人の羽根になってしまえば、神経質だった心も安定して、より近くに来ます。名前な認識はもちろん、良いことなのかダメなことなのか、褒められているのか怒られているのかを認識して、感情を出してきます。

それは一方通行ではなく、こちらの様子も伺いながら表現します。

まずは家族の認定。文鳥は集団行動をしますので、どの団体に属しているのか、その序列はどうなっているのかを確認し、同じ行動をとるようになります。例えば食事。朝昼晩の3回の食事の時には、私たちが食べ始まると、パンチも自分のゲージの中のエサ入れに行って同じタイミングでご飯を食べます。このほかにも食べますが、私とカミさんが食事をしていれば、必ず同じ行動を取ります。

睡眠も同様です。夜、暗くすれば単に寝るものではなく、私たちが眠りにつくのと同じタイミングで、眠り、起きるのも同じです。夜中に喚いたり、朝早くから騒いだりすることはありません。

空気も読みます。例えば、普段は私がパートナー認定されているので、多くは私のところに寄ってきますが、カミさんが風邪をひいてダウンしていたり、気持ちが滅入ってたりすると、静かに寄っていって、悲しみや苦しみに寄り添います。

夫婦でケンカをしている時には、物音一つ立てずに静かにしていますし、どちらにつくこともなく、関係が修復するのを待っています。

不調時にはパンチも静かに寄り添うようになるので、本人から聞き取るよりも早くアセスメントできるのです。

媚びも売ります。ある時、私が不在にして、カミさんとパンチだけになり、カミさんを下に見ていたパンチが騒ぐので、パンチを外に預けるかどうか悩んでいた時に、カミさんがパンチに向かって「この1週間で外に預けるか決めるからね」と言い放ったところ、カミさんに媚びはじめ、噛むことをやめ、叫ぶことをやめ、ひたすらいい子でいました。これは、外には預けないから安心しなさいとカミさんが許可をするまで続きました。

このように、人の心を読み、人に寄り添い、自我も共存する力も持ち合わせた小さな体は、犬猫と同じくらい、いや、それ以上に家族となる存在です。小さな体と侮ることなかれ、ある程度の大人になってからでも、家族の認定はしてくれますし、懐きます。

耳も目もいいですから、人を足音だけで判別しますし、声での判別もします。

芸を仕込むこともできます。

鳥の中でも、ペットの中でも協調性と親和性の高い動物である文鳥の魅力はまだまだ書き尽くせません。たかが鳥と思っていては、文鳥の未知なる可能性に驚かされるばかりです。

犬猫にはない良いところもたくさんあります。もっとたくさん文鳥が愛でられる世の中になって、認知されるようになるといいなと、令和という新しい時代に期待を託し、これからも文鳥パンチを愛で続けます。

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