vo102 vs ラクザPO

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ラバー

バック面を裏ソフトから粒高に変えたために、フォア面に貼っていたアタック8を、攻撃のしやすい表ソフトに変える必要が出てきたので、回転系表ソフトを試してみました。

2種類使いましたので、比較していきます。

1つ目はVICTAS vo102 、もう一つはヤサカ ラクザPOです。どちらも1.8mm、ラケットは剛力です。

vo102は全日本ジュニア女子を制した、出澤選手の使うラバーで、初めはこっちを試しました。久々の正統派表ソフトで、弾みに戸惑いました。

回転系表ソフトらしく横目の粒で、高さは低め、ゴムは柔らかめのシートです。

粒は極端に詰まった印象はないですが、大きめでビッシリですね。

回転はかけやすく、回転の影響は受けにくい、サービスレシーブはしやすいラバーです。ゴムよりもスポンジの弾みが大きく、コントロールに難ありです。

スイングスピードを上げて打ち込んでいくと、トップシートが変形して、スポンジに食い込んで打ち込まれていく感じがあり、そのスポンジが反発力抜群なので、食い込ませたり、運んで打つには向いていません。手元でパンパンとタッチを短く弾ける人には、安定感があっていいラバーですが、私は硬めのゴム感が好きなので、ちょっと違和感でした。

裏ソフトユーザーや、ペン表、シェークフォア表の擦る感覚のある方にはいいラバーですが、食い込ませながら弾くイメージで打つと、滑るかオーバーになります。常に軽くスイングして攻め込んでいく方にオススメです。

vo102が合わないなと思って、世界卓球を見ていたら、フォア面に表ソフトを貼った男子選手が勝ち上がっていくではないですか。スウェーデンのファルク選手、早速用具を調べるとラクザPOが出てきました。

こちらも1.8mmを剛力で使用しました。

粒は小さめな印象で間隔は小さめ、粒も低めです。横目のラバーの割にはゴムに弾力性があります。スポンジ硬度とゴム硬度はvo102よりも高いです。

軽いフォア打ちでは飛ばない印象。vo102はカキンカキン打球音がしていましたが、こちらはコンコンと木の打感かしっかりと出ます。さほどスピードは高くなく、シートは、ボールをキャッチしてから離す感じで、素直なラバーです。

テンション表にありがちな、簡単に飛んでいく感じがなく、振った分だけボールが飛ぶ感覚がしっかりあります。

回転をかけていくと、トップシートの粒目に引っかかり回転をかける感じがあります。ゴムがしっかりしていて、スペクトルの打感にちかいです。

そのまま強打すると、ボールにスピードがのって、いい軌道で入ります。力に対してラバーが負けず、シート全体でへたらずに押し出してくれる感じがあります。食い込ませるのと弾くのが、意図的に作りやすいラバーです。

スピードや回転の絶対値は小さいかもしれませんが、ポテンシャルは十分あり、パワフルプレーに耐えられるラバーです。男子のフォアでも、繊細な表ソフトという感じではなく、ガツガツ打ってくださいと言ってるようにも思えます。あれだけ大きな体のファルクが、フルスイングしても良いはずです。パチンというよりも、ドスンとした重めのボールを打てる人に向いたラバーです。硬めの表を探してる方はこれ良いですよ。

左がラクザPO、右がvo102です。粒目と高さの違いわかったいただけますでしょうか?今までの回転系表ソフトのイメージではvo102、よりハードヒッターにはラクザPOという使い分けがいいと思います。シェークバックにラクザPOは少し硬すぎるかもしれませんね。フォア表のためのラバーがラクザPOという感じがします。

わたしにはラクザPOが使いやすかったので、しばらくはラクザPOとカールPHでいきたいと思います。

以上、話題の回転系表ソフトレビューでした。


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