たった4g、されど4g

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卓球

卓球のラケットにかかわらず、野球のバットやテニスのラケットでも、一流選手になると数gの違いを感じ取り、プレーに影響を及ぼします。

バックに貼っていたスピンアートを厚から中に変えました。その差4gです。厚の時は

中にすると

色々な重さのラケットを振る中で、自分のベストな重さの範囲を考えていきましょう。

マイベストのラケット重量は180gです。ラバーの個体差や接着剤の塗り方で数g変わってしまいますが、出来るだけ180gに合うセットアップを考えています。

今まで粒高や両面表の時はどうしても軽くなり170gの前半あたりで推移することが多かったのですが、昔からフォア表、バック裏の場合は180gを目指してやっていました。185gを超えてくると、スイングスピードが上がらないのと、ラケットの操作性が下がるので、出来るだけ軽くしたいところです。

ただし170g前半になると、ボールの重さがなくなってしまいせっかく打ち込んでも攻撃力が足りないということになりかねません。

数gにこだわりを持って、変化を感じることにより、卓球に対する繊細さが変わってきます。

ボールの当たり方や「タッチ」にも影響しますし、重さを感じられない体では、ボールタッチもルーズになっていくでしょう。

たった4gですが、ボール2個分の重さです。あまり神経質になることはないですが、感覚を磨く中で、ラケットの重さに神経を使ってみることは、コンマ数秒の世界で戦う卓球では、非常に重要なファクターになります。

ある程度ルーズに出来る裏ソフトの世界ではまだいいですが、表ソフトの世界では数g、コンマ数秒の単位で感じることを大切にしていくことが、上達につながるでしょう。

トップ選手の中には接着剤の塗り方に非常にこだわる選手が多いのも、打感や重さに非常に気を使っている証拠です。重さが1g変われば打感も変わってきます。

他のスポーツよりも重量幅が小さい卓球では、1gの中にもプレーに与える影響が大きいでしょう。

たかが4gと侮るなかれ、4g違えば、ボールのスピンやスピードも大きく変わります。

0.1gの中の変化まで感じられれば、センスは研ぎ澄まされていくはずです。

自分のラケット重量を調べてみて、重さが1g変わるとどうなるのか、考えてみると、技術だけではない、感覚の研ぎ澄ましにつながっていくでしょう。


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