メンタルスポーツは、こうやって乗り越えるのかと見入ってしまった。

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卓球

久しぶりにゴルフに見入ってしまいました。

究極のメンタルスポーツ「ゴルフ」

その中でもトップクラスの大会である全英オープンに、ツアールーキーで初出場し、そのまま優勝してしまった、

渋野日向子選手

すごいとしか言いようがないです。

まだ20歳です。日本のスポーツ界には若い才能溢れる選手がまだまだ出てくるんだなぁと痛感させられました。

フロント9での4パットでダボ、さらにもう一つボギーと最悪の展開から、どんどんとスコアを上げていき、気がつけば、最後の18番、バーディパットを沈めれば優勝の場面、距離はあったものの、しっかり打ち切りバーディパットを沈めて優勝を決めました。

スマイルシンデレラと地元メディアから命名されて、笑顔の可愛い20歳の女の子何ですが、オンオフがしっかり作れて、それをコントロールしているのがすごい。

勝負所の15番、16番の第2打の前に駄菓子食べてるんですよ。それもカメラ意識して、笑いながらサービス精神旺盛に、キャディとも分けながら、遠足のおやつみたいに食べてる、でもアドレスに入ると勝負師の顔。

こういう選手は、上から押し付けた教育では絶対に出てこない、自分のやることを自分で考えさせて、行動させる、自主性と最低ラインの規律で、しっかりと自分を見つめられる環境を作れたのでしょう。

ただ一人、ずっと攻め続けた彼女は、パー5を果敢に攻めイーグルチャンスを作ったり、見ていてパットがショートすることはありませんでした。常に強め、最後の18番も、バーディで優勝、パーでプレーオフの時に、しっかりと打ち込むことができる精神力は、他のスポーツでも参考にしたいメンタルの作り方です。

キャディさんも本人も、常に楽しそう、できるかな?やろうかな?ではなく「やる!」それだけを考えてプレーしていました。あっぱれです。

押し付け教育、スポ根時代は本当に終わりですね。楽しくわかりやすく、やる気を出してもらって気持ちよくプレーすることが一番です。

黙って練習しろ!やる気が感じられない!などと指導者が怒るのは、あなたの気持ちいいやり方になっていないだけ。その選手は、真面目にやっているし、やる気もある。でも指導者の真面目と選手の真面目が噛み合わなければ、怒られて終わり。指導者というのはそれだけ絶対的な権力を持っているのですから、刀を振りかざすタイミングはしっかりと考えなければなりません。その声は選手のためにかけているのですか?あなたが気持ちよくなるためだけではないですか?

コーチであるキャディさんとの掛け合いも面白く、多くのファンを作った渋野日向子選手。これから世界はほっときません。東京オリンピックまでにさらにレベルアップしてください。


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