2018年10月21日に発売されたばかりの、ニッタク「剛力快速」を早速使ってみました。使用ラケット 剛力 、フォア アタック8 EXX OX、バック 剛力快速 厚この使用環境で試しました。基本私はフォア異質なので。
比較対象はファスタークG1、V15スティフ、キョウヒョウターボオレンジでいずれも厚さは厚もしくは2.0です。
粘着成分はどこへ?
ラバー表面はロゴが小さく、綺麗でこざっぱりした印象、押すとスポンジが硬めで、ラバーのゴム自体はV15などと比べると柔らかめな感じがしました。粘着成分を配合してあるとのことですが、目立って粘着を感じることはありません。
とりあえずバックロング。初打ちは結構硬めです。ファスタークg1と比べると球持ちが明らかに悪いですが、勝手にボールが飛んでいく感じはなく、コントロールはしやすく、テンション系にありがちな、ラバーに打たされている感覚は少ないですね。強く当てても怖くない感じはマークVのHPSに似ています。私の場合、バックドライブで決めにいくよりも、軽く起こしてラリーでパッチンのタイプなので、コントロールしやすいのは嬉しいです。
バックドライブのスピードは落ちます。今までV15スティフだったので、食い込んで離すというボールの動きではなくなり、ラバー表面だけでボールをキャッチして飛ばす感じです。スイングし始めの頃に当てると大体ネットミスですので、スイングスピードを乗せながら当てていく方が合ってます。コンパクトスイングのバックでは気持ちいいでしょう。
少し離れてドライブやロビングなどの離れたプレーもしましたが、コントロール性がいいので全く苦にならず。
台上処理は非常にやりやすい
驚くのは台上処理、フリック、ツッツキ、ストップ、サービスの精度が高くなります。
自分からしっかり回転を上書きしてしまえば、問題なしなラバーです。とくにここ最近で使ったラバーの中ではツッツキのやりやすさがピカイチでした。
不思議だなと思ったのが、力を入れてスイングするとインパクトでトップシートが潰れてしまい、エネルギーロスが出ている感じでした。全力で振り回すラバーではないのでしょう。トップシートの反発力を信じて、ソフトに当てていく戦い方がいいのでは。ブロックもハーフボレーもミスは多くなかったです。
際物ラバーをニッタクが作った意味は大きい
万人ウケしないことは間違いないです。特に裏裏ドライブマンではもの足りなさすぎますから。シェーク異質の片面でピッチで運べる選手がいいでしょう。
飛ばないラバーはどこまでも飛ばないのですが、このラバーは、しっかりと面の角度を作っておけば、ブロックなんかはなんとかしてくれます。安心かどうかは使ってみて判断ですど、練習よりも試合での安心感が高かったですね。
女子のバックスマッシュ得意な選手は使ってほしいな。
スピードはキョウヒョウターボオレンジ、V15スティフ、g1、剛力快速
スピンはキョウヒョウターボオレンジ、g1、v15スティフ、剛力快速
安心感 剛力快速、g1、v15、キョウヒョウターボオレンジ
この順番ですね。もう少しいろいろやってみたいので、続編いくかもしれません。男子選手となるとどうなるのか。当たれば不思議なエグい球が出ることは間違いないです、今日も曲がったり止まったり、重かったり自分の腕をためされてるかんじがします。思ったよりはいいラバーでした、慣れるまでこいつで行ってみます。
続編
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