体のバランスを整えるAXFは、様々なスポーツのトッププロにも愛用されており、話題のスポーツアクセサリーです。私も使い続けて1年以上が経過しています。その効果は実感しており、入浴中以外は常に装着している状態です。長く使っていると気になるのが、AXFの伸びですね。今回は、伸びたAXFを戻す手立てはあるのか、様々実験してみたので、その報告をまとめていきます。
現在使用している4本の状況
現在私が使用しているAXFの様子がこちらです。
初めて装着したのが、昨年の6月だったと記憶しています。1本目は赤とオレンジのものです。こちらは半年間は首に装着していました。
その後、昨年末に3本増やし、装着位置を変更しました。
右腕 赤オレンジを3重にして装着
左腕 赤白を3重にして装着
左足 青白を2重にして装着
首 紫ピンクを装着
この装着位置が基本でしたが、最近右足膝の調子が悪いので、現在は両手両足に1本ずつを装着しています。ここで問題になったのが、AXFの伸びです。
首に装着していたものが、最も伸びが大きく、赤オレンジと紫ピンクの2本が最も長くなっています。次いで手首に3重にして巻いていたものが伸びています。最も伸びが少なかったのは足首に2重にしていたものです。
AXFはナイロン60%、天然ゴム40%の素材でできています。ヘアゴムなどに近いのかなと思い、ヘアゴムが伸びた際に、元に戻す方法を様々試してみました。
AXFを元に戻してみよう
それでは、AXFをもとに戻すために、あらゆる手段を講じてみましたので、その方法と結果をご紹介していきます。
ここからの方法は、メーカーへ確認をとったり、公に発表されている対策ではありません。実際に行う際には、個人の責任で行っていただき、ご自身のAXFの状態に対して、私は責任を持てませんので、ご注意ください。
洗濯用柔軟剤を使用
Tシャツの襟首や、セーターの袖口などが伸び切った時の対策として使われる、洗濯用柔軟剤を使用しました。使用方法は、ぬるま湯に、柔軟剤を入れ、そのままAXFを投入。ぬるま湯の中でAXFの繊維に染み込ませるように、揉み込み、30分ほど放置しました。
すすぎ洗いをせずに、そのままAXFを取り出し、自然乾燥させます。
伸びた襟首などは、これで元に戻ることが多いのですが、AXFでは伸びも縮みもしませんでした。これは失敗です。
乾燥機にかける
先ほどの柔軟剤を使用した後に、今度は自然乾燥ではなくタンブラー乾燥機に入れてみました。乾燥機を回すこと10分ほど、完全にAXFは乾いたのですが、こちらも長さは変わらず。失敗。
鍋で煮る
この辺からはちょっと過激になってきます。天然ゴムは熱を加えれば縮むという性質があるので、鍋に水を張り、沸騰させて煮てみることにしました。伸びたヘアゴムなんかは、この方法で元に戻ります。
恐る恐る、煮立ったお湯へAXFを投入、、、。投入直後は変化なし、そのまま10分ほど煮てみることにしました。
変化としては、汚れが落ちる、染み込んだ汗が抜ける、色が落ちるというものは見られたものの、伸びが戻ることはありませんでした。こちらも失敗です。
アイロンで熱を加える
煮沸では温度が100℃までしか上がらないので、さらに高温にするべく、当て布をしながらアイロンで熱を加えていくことにしました。
試してはいませんが、直接アイロンを当てると、AXFは溶けると思います。ナイロン素材が入っているので、縮む前に溶けそうです。
こちらも、かなりの熱さにしましたが、縮む様子は見られず、断念。失敗です。
実験からわかったこと
AXFを何とか縮ませようとしてみましたが、いずれの方法も失敗に終わりました。天然ゴムの成分が多ければ、熱で縮むようですが、ナイロンが多いため、縮ませることは難しいようです。冬場に着用するナイロン製のコートなどが、どんなことをしようが縮まないのと同じです。
つまり、AXFは伸びはするが縮まない、ということがわかりました。
伸びてきたAXFを元に戻すことは不可能に近いので、伸びに関しては注意して使うと良いでしょう。個人的には、就寝時の首の着用が伸びる原因になっているようです。2重、3重巻ではあまり伸びは感じられないので、首に着用されている方が、最もAXFの伸びを実感できるでしょう。
首から他の場所に移行させる際に、伸びが気になることがあるので、着用場所の変更の際には、AXFの長さと相談しながら使用していくと良いでしょう。私は、首から手首に変えた時、手首から足首に変えた時に、中途半端な長さになってしまいました。
部位ごとに、元々のAXFの長さを変えることもお勧めです。私は全てカラーバンドの標準を使っていますが、手首や足首用にショートタイプも販売されています。元々手首につけたいという方は、ショートタイプをはじめから使うことで、不要な伸びに対応することもできるはずです。
体に効いていることが実感できるAXF、装着している時間はできるだけ長い方が良いと思いますので、各部位に適したものを選んでいきましょう。また、あまりにも伸びてしまったものは、思い切って買い替えるべきですね。
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